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地デジとエンターテイメント

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映画とテレビ

昭和期のテレビの台頭により、映画俳優や歌舞伎俳優が次々とテレビの世界に進出しました。
映画を見に行かないとお目にかかれなかった、憧れの存在が目の前で動く姿を見ることができるというのは、当時センセーショナルだったものです。
また、映画監督と俳優、さらには政治活動するなどのいわゆる「マルチタレント」は、テレビなくしては誕生しなかった存在です。いまやお茶の間を賑わせてくれるのは、こういったエンターテイメント性に優れたキャラクターだったりします。どれもテレビが生み出したユーザーとの距離感と言えるでしょう。
また、最近主流になりつつあるのがテレビとネットの融合。
ブログ(作者の個人的な体験や日記、特定のトピックに関する事象を時系列で比較的頻繁に記録される情報についてのWebサイト)で話題になった一個人がテレビに取り上げられたり、インターネットのオーディションで投票されたタレントがデビューしたりと、インターネット→テレビの方向性、逆に最近ではCMのように「続きはWebで」などのようにテレビからインターネットの導線を張るようなコンテンツも作られています。これは、ブロードバンド(高速大容量)の普及に伴い、インターネットにおける映像環境が快適になったことに起因しており、さらに従来はテレビや映画、映像商品などがインターネットに流用転用されていた状況から、徐々にインターネット専用の映像が制作されるようになり、俗に言う芸能人の露出も一気に拡大したことにあります。「インターネットでしか見られない」というのがもはやプレミア感覚化されている状況も珍しくありません。
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地デジは他のメディアと融合できる

地デジは、テレビとインターネットが融合したところに根本のコンセプトを置いています。もともと映像はテレビの主戦場ですから、映像コンテンツの提供はお手のもの。さらにデータ放送を組み合わせることで、映像+αのバリューを持たせることが可能になります。これにより、音楽業界や映画業界の宣伝効果にも新風が吹き込まれることが期待されています。音楽業界ではMP3やポッドキャスティング、映画業界では大型シネコン(シネマ・コンプレックス)の設立などで、一時期落ち込んだ需要からずいぶん回復の兆しを見せています。この勢いに乗って、地デジの情報番組や音楽番組にこうした新譜情報や、ニューリリース情報を文字情報として絶えず配信することは、来場や購入の意識を高める効果が期待できるのです。さらに、音楽番組を見て「この曲が聞きたい」と思ったらすぐにダウンロードできる。情報番組を見て「この映画を観に行きたい」と思ったら最寄の劇場ごとの上映案内を表示させることが出来る。そんなコンテンツを持った番組も続々登場してくるでしょう。

また、音楽・映画業界に共通して深刻なのは不正コピーや海賊版の問題です。ユーザーが不正にタダ同然で新譜を手に入れることが出来てしまっては、音楽・映画業界にとっては大打撃ですし、不正コピーは立派な犯罪です。地上デジタル放送対応の各種機器には、B-CASカードというICカードを挿入します。B-CASカードは対応機器に必ず同梱して配布されていて、これを挿入しないと視聴などが不可能という「限定受信」という方式を採用しています。また、コピー制御により、一部の番組を除きコピー制御信号(コピー禁止又はコピーワンス)が付加されており、録画機器での放送・番組の録画に対して、様々な制限が掛かる場合があります(一部アナログ機器では例外あり)。
これにより、不正コピーや海賊版の抑止力ともなります。

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